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ありがとうございます!

 投稿者:イヌ吉  投稿日:2017年 3月28日(火)13時41分18秒 p2064050-ipngn17001marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
返信・引用
  いつもありがとうございます!
(1)はそうですよね。私も「ここいるか?」と思ったのですが、優さんに状況を見て貰うためにも載っけてみました(^ω^;)

ちょっとまだ直し途中の箇所があるので、また2、3日いたいだきます(滝汗)
アップしたらお知らせしますので、またよろしくお願いします!
 
 

Re: (6)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月26日(日)13時19分11秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  > <DIV>
> 「……そんな目で見るなよ、衛。おっちゃんはいつも衛の見方だったろう?」

>『……そんな目で見んといて、衛。おっちゃんいっつも衛の味方やったやろ?』



> 「衛……」

>『衛……』



>  衛はぐっと目を閉じて、こみ上げてくる感情に蓋をする。</DIV>
> <DIV>
>
>  目の前にいる人は巌山会会長の塚本興造だ。栄次さんを釣り上げるために薬を使って俺を拉致し、「逆鱗に触れたから」なんて理由で呉谷さんを攫う、日本最大の暴力団の会長。タカシくんと銀くんの無事だって確認できていないんだ。しっかりしろ、衛。この人は、俺の敵だ。</DIV>
> <DIV>
>
>  そう心に言い聞かせて、目の前の血判状に手を伸ばす。しっかりと厚みのある滑らかな和紙に、くっきりと目に鮮やかな墨の色。文末にしたためられた小野田隆正の署名は、確かに父の手による物だ。</DIV>
> <DIV>
>  ゆっくりと、最初の文字から目を通す。文字を追うにしたがって、衛の顔色が変わっていった。</DIV>
> <DIV>
>
> 「……何、これは……」</DIV>
> <DIV>
>  そこに書かれていたのは、衛が産まれる前に交わされた、衛の処遇を巡る取り決めだった。</DIV>
>
 

Re: (5)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月26日(日)11時25分34秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  >
> 「衛を髪の毛一筋も怪我させるなと言ったら、うちのバカが変なモンを使ってな。仕置きは済んでるからそこは許してくれ」
</DIV>

>『衛を毛ぇ一筋も怪我さすな言うたら、うちのボケが変なもん使いよってな。仕置は済んどるから許してくれ』



> <DIV>
> 「でもオヤジ、衛ちゃんを無傷でここに連れてくるなんて無茶ですよ。衛ちゃんがバカ強ってことは、オヤジだって知ってるでしょう?」

>『けどオヤジ、衛ちゃんを無傷でここまで連れてくるやなんて無茶ですわ。衛ちゃんがバカ強なん、オヤジかて知ってるっしょ?』







>
>
</DIV>
> <DIV>
>  2人はよく似てる。塚本と衛の間に弘毅を入れれば、3人の顔は不思議なグラデーションを作った。その様子に、栄次も竹中も思わず息を飲む。
> </DIV>
> <DIV>
> 「アホんだらが!それをどうでも無事に連れてくるのがお前の仕事だろうが!」
>
>
</DIV>


>『アホンダラ!それをどないしてでも無事に連れて来んのがお前の仕事やろが!』



> <DIV>
> 「すいませんって!もう散々お仕置きしたでしょう!?ほら、衛ちゃん。そんな座布団もないようなとこじゃなくて、オヤジんとこに来なよ」

>『すんませんて!もう散々お仕置きもしたやないですか!ほら、衛ちゃん。そんなお座布もないとこやなくて、オヤジんとこおいで』



>IV>






> <DIV>
> 「さっきから聞いてりゃこんなとここんなとこって、ずいぶんなご挨拶だな。衛、ちょうど良い。お前もそれに目を通せ」


>『さっきから聞いとったらこんなとこ、こんなとこて、えらいご挨拶やないか。衛、ちょうどええわ。お前もそれに目ぇ通せ』





>
 

Re: (4)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月24日(金)13時06分24秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  >
> 「すいません、オヤジ。衛ちゃんが騒ぎを聞きつけちゃって、どーーーーしてもって」
</DIV>

>『すいません、オヤジ。衛ちゃんが騒ぎ聞きつけてしもて、どーーーーしてもて聞けへんくて』




> <DCOLOR="#FF0000">「ああ、構わねぇよ」と手を振り、衛に向かって相好を崩した。
> </DIV>

>『ああ、構わんよ』




> <DIV>
> 「おう、衛。来たか。こっちにおいで」

>『おう、衛。来たんか。こっちおいで』




>
>


>
> <DIV>
> 「衛…」</DIV>
> <DIV>

>『衛…』









>
> <DIV>
> 「分かった分かった。ちゃんとお前にも話してやるから、こっちにおいで」

>『分かった分かった。お前にもちゃんと話したるさかい、こっちおいで』



>
 

Re: (3)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月24日(金)12時56分53秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  >
> 「会長」

>『会長』



>
>
> <DIV>
> 「その字に見覚えがねぇとは言わさねぇ。お前のオヤジである小野田隆正が、うちの先代、塚本豪達と交わした、血判状だ」
>

>『その字に見覚え無いとは言わさん。お前のオヤジである小野田隆正が、うちの先代、塚本豪達と交わした、血判状や』






> 「ん?」

>『ん?』



</F
>
> 『待てって!その引戸はキー操作しないと開かないんだって!』
</DIV>

>『待てて!その引戸は操作せんと開かへんねんて!』





> 『オヤジの許可がないと無理だって!落ち着け衛!』

>『オヤジの許可ないと無理やて!落ち着けや衛!』




>
>
>
 

Re: (2)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月24日(金)12時50分47秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  > <DIV>
> 「おぉ、婿殿。よく来たな」</DIV>
> <DIV>

>『おぉ、婿殿。よう来たなー』


>
> <DIV>
>
> 「まぁ、座れ」

>『まぁ、座れや』



> <DIV>
> 「邪魔くせぇな。お前らもさっさと座れや。ったく、礼儀も知らねぇのか」
>

>『邪魔くさっ。お前らもさっさと座れや。ったく、礼儀も知らんのけ』


>
> </DIV>
> <DIV>
> 「待ちくたびれたぜ、婿殿。ずいぶんのんびりしてやがったな。迷子にでもなっていたのか?」

>『待ちくたびれたで、婿殿。えらいのんびりしとってんな。迷子にでもなってたんけ?』



>
> <DIV>
> 「婿殿は婿殿だろう。うちの衛が世話になっている」

>『婿殿は婿殿やろ。うちの衛が世話になってる』




</DIV>
> <DIV>
>
>
> <DIV>
> 「ああ?関東の極道は仁義も守れねぇのか」</DIV>
> <DIV>

>『ああ?関東の極道は仁義も守られへんのけ』



>
> 「何だと?」</DIV>
> <DIV>
>  栄次が体をぐっと前のめりにすると、塚本は面倒くさそうに「おう」
> 『おう』
 

Re: (1)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月24日(金)08時18分40秒 121-82-207-94f1.kyt1.eonet.ne.jp
返信・引用
  すみません。
この回は、すべてこのままで。
流石に他所の組長さんに無茶な態度はないので、大阪弁なイントネーションやとしても、文字はこのままで大丈夫です









名古屋で打ち合わせした栄次さん達が名古屋駅から新幹線に乗ろうとしたら神戸の使いが来て車に乗せられて神戸に行きます。
>
> ---------------------------
>
>
> <DIV>
>  巌山会本部は一見しただけではそれと分からぬ重厚なビルであった。そのビルの地下駐車場に、黒塗りのベンツが4台連なって滑り込んでいく。普通のスモークガラスよりも濃い色のウィンドウグラスで覆われたベンツは、外からでは誰が乗っているのか決して分からないだろう。</DIV>
> <DIV>
>  日本中から続々と集まってくる幹部連中の車に紛れ、栄次達を乗せた車は誰の誰何を受けることなく本部へ潜り込んだ。</DIV>
> <DIV>
>  栄次と桐生、竹中とヒロは別々の車に乗せられていたが、地下の駐車場で4人はほぼ同時に車を降りた。</DIV>
> <DIV>
>
> 「こちらへ」
>
>
</DIV>
> <DIV>
>  男達の案内に、全く躊躇う様子を見せず、栄次はついていく。</DIV>
> <DIV>
>  さすがに警備は厳重で、何度かエレベーターを乗り換え、そのたびにいくつもの廊下を歩かされた。</DIV>
> <DIV>
>  廊下にはずらりと男達が並んでいる。さすがに日本の極道の4割が巌山会に連なると言われているだけのことはある。
> </DIV>
> <DIV>
> 「はっ。巌山会はずいぶん暇と見える。佃煮にでもしたいような数だな」</DIV>
> <DIV>
>  桐生が挑発しても、男達はぴくりとも動かずに、ただふてぶてしい視線だけをこちらに向けてくるばかりだ。
> </DIV>
> <DIV>
>  竹中もヒロも腹は括っているのだろう。やたらと圧力をかけてくる面々の前を、戦闘的なオーラを放ちながら歩いていく。</DIV>
> <DIV>
>  そして栄次はといえば、全く表情を変えず、泰然としてただ先を見据えていた。周りにいる男など、栄次の目には映っていないのだろう。</DIV>
> <DIV>
>
>  この先に、衛がいる。</DIV>
> <DIV>
>  ーーーー必ず取り戻す。
> </DIV>
> <DIV>
> 「こちらです」
>
>
</DIV>
> <DIV>
>  ようやく辿り着いた先は、今まで歩いてきた、どこのラグジュアリーホテルかと思わせる廊下とは打って変わった和の設えになっていた。大理石の床に深紅の壁紙、化粧漆喰の施された腰板、直付けシャンデリアという廊下の先は、黒柿でできた格子で仕切られている。仕切りの向こうには檜でできた重々しい引き戸があり、先導の男が頷くと、引き戸の脇にいた男が黙礼して引き戸を開いた。
> </DIV>
> <DIV>
>  開かれた扉の向こうには、何帖あるのか分からないような畳敷きの大広間が広がっている。何幅もの襖は全て一連の襖絵で飾られ、その前には厳めしい男達が連々と腰を下ろしてこちらを睨みつけていた。</DIV>
> <DIV>
>  その最奥、上座には、1人の男が座っている。
> </DIV>
> <DIV>
>  白いスーツにサングラス。さすがに屋内だからか、ボルサリーノは被っていないが、その道の雑誌や新聞の写真で何度も目にした伊達男だ。</DIV>
> <DIV>
>  男は栄次の姿を認めるなり、激しい視線をぶつけてきた。それは値踏みする、などという甘い物ではなく、剥き出しの敵意だ。
> </DIV>
> <DIV>
>  2人は互いを睨み合い、一瞬も視線を逸らしはしない。</DIV>
> <DIV>
>  男の体は栄次に比べればスッキリと細く、背もせいぜい男子の平均身長を少々上回る程度しかないだろう。だが、そこに座る男からは目に見えないオーラのような物が放たれており、彼の体を実物以上に大きく見せていた。
> </DIV>
> <DIV>
>  塚本興造。日本の極道の頂点に君臨し、その命を指先1つで操る男ーーー。
> </DIV>
> <DIV>
>  栄次達を案内してきた男は、ふたりの視線を断ち切るためだろう、大きな音を立てて引き戸を閉めた。塚本はニヤリと笑うと、わざとらしく両手を拡げて見せた。</DIV>
>
 

取り敢えずここまでで

 投稿者:イヌ吉  投稿日:2017年 3月22日(水)18時56分6秒 KD106154009187.au-net.ne.jp
返信・引用
  取り敢えずここまででお願いします。

メールではお気遣いいただいてありがとうございました。
優さんにそう言っていただけると本当にほっとします。

それと、旦那様が文旦を気に入ってくださって良かったです~。
文旦は1個剥くと大量なので……(^ω^;)

実はこの先の箇所はちょっとまだ直し中なので、また少し時間をいただくと思います。
どうぞまたよろしくお願いします。
 

(6)

 投稿者:イヌ吉  投稿日:2017年 3月22日(水)18時46分2秒 KD106154009187.au-net.ne.jp
返信・引用
 
「……そんな目で見るなよ、衛。おっちゃんはいつも衛の見方だったろう?」

「そうやって俺を騙して、面白かったですか!?俺は……俺は本当に融さんのことを……!」
「衛……」
 
 悔しい。融さんに……いや、塚本に騙されていたことが、どうしてこんなに悔しいんだろう。
 だが、衛の心の中には、まだ寺田とふたりで街中を駆けずり回り、狭いアパートの中で笑い合い、自慢しげに飲み屋に連れて行かれ、……そうして、俺の傍にいてくれと衛に縋った寺田の姿が生々しく残っているのだ。
 
 嘘だったんだ。あれは全部、俺を騙すための、嘘だったんだ。
 あの人は嘘で、幻で、実際にはあんな人はいなかった。
 俺を父親のように心配して、頼りない頼りないとこづき回し、一緒に温泉に行こうと約束した人は、どこにも存在しないんだーーーー。

「衛さん…」
 そっと、栄次が声をかけてくる。それは衛の心を気遣う優しい声だった。
「……大丈夫だよ、栄次さん……」
 衛はぐっと目を閉じて、こみ上げてくる感情に蓋をする。

 目の前にいる人は巌山会会長の塚本興造だ。栄次さんを釣り上げるために薬を使って俺を拉致し、「逆鱗に触れたから」なんて理由で呉谷さんを攫う、日本最大の暴力団の会長。タカシくんと銀くんの無事だって確認できていないんだ。しっかりしろ、衛。この人は、俺の敵だ。

 そう心に言い聞かせて、目の前の血判状に手を伸ばす。しっかりと厚みのある滑らかな和紙に、くっきりと目に鮮やかな墨の色。文末にしたためられた小野田隆正の署名は、確かに父の手による物だ。
 ゆっくりと、最初の文字から目を通す。文字を追うにしたがって、衛の顔色が変わっていった。

「……何、これは……」
 そこに書かれていたのは、衛が産まれる前に交わされた、衛の処遇を巡る取り決めだった。
 

(5)

 投稿者:イヌ吉  投稿日:2017年 3月22日(水)18時45分6秒 KD106154009187.au-net.ne.jp
返信・引用
 
「栄次さん!」
「衛さん!お怪我はありませんか!?何か無茶なことはされませんでしたか!?」
 栄次は周りに人などいないように、衛の両肩をぐっと抱き寄せ、どこにも変わりがないかをしっかりと確認する。その距離はあまりにも近くて、まるで2人きりの逢瀬の時の仕種によく似ていた。

「大丈夫ですから、離して下さい。それより栄次さん!何であなたがこんな所に来たんですか!」
「そんな話は後です!あなたが無傷でこんな所に連れ込まれる筈がねぇんだ!どんな無茶をされたんですか!?体は本当に無事ですか!?」
「そ…それは……」

 あまりの栄次の剣幕に、衛は一瞬気圧された。

「ここに連れてこられるときに、気を失うような薬を打たれたみたいだけど、その後は何も……」
 口に出してしまった後に、衛は今のが失言だったことに気づいた。だが1度口を出た言葉は飲み込めない。案の定、それを聞いた栄次が火を噴きそうな勢いで眦を吊り上げた。
「貴様!衛さんになんて事を!」
 睨みつけた先の塚本は、申し訳なさそうな顔をする。それが本心からの物なのか、そう繕っているだけなのかを見分けることは、栄次にはもちろん、今の衛にも分からなくなっていた。

「衛を髪の毛一筋も怪我させるなと言ったら、うちのバカが変なモンを使ってな。仕置きは済んでるからそこは許してくれ」

 塚本が言うと、弘毅がグッと頭を下げた。
 
「でもオヤジ、衛ちゃんを無傷でここに連れてくるなんて無茶ですよ。衛ちゃんがバカ強ってことは、オヤジだって知ってるでしょう?」

 2人はよく似てる。塚本と衛の間に弘毅を入れれば、3人の顔は不思議なグラデーションを作った。その様子に、栄次も竹中も思わず息を飲む。
 
「アホんだらが!それをどうでも無事に連れてくるのがお前の仕事だろうが!」

「すいませんって!もう散々お仕置きしたでしょう!?ほら、衛ちゃん。そんな座布団もないようなとこじゃなくて、オヤジんとこに来なよ」

 そう笑顔で告げる弘毅を、衛はジロリと睨んだ。
「一体何の真似ですか!だいたい、栄次さんも何で来たんです!?あなたに何かあったらどうするつもりなんですか!?」
 栄次は全く動じない顔で衛を見る。
 
「あんたがどこにいようと、俺はあんたを追っていくと誓ったでしょう!?」
「ばかなことを……!真田栄次が巌山会の本部に入る。それがどれだけのことか分からない訳じゃないでしょう!?」
「それでも、あんたをこんなとこに置いとくわけにはいかねぇんだよ!」
 
「さっきから聞いてりゃこんなとここんなとこって、ずいぶんなご挨拶だな。衛、ちょうど良い。お前もそれに目を通せ」

 ふたりの会話に入ってくる塚本を睨みながら、衛は血判状に手を伸ばした。
 その目は嫌悪感に彩られ、塚本は切ない表情を浮かべた。
 

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