|
年末からセゴビアの10枚組CDを聴いていました。「スティーヴ・ハケット自伝」に書いてあったからなのですが、さすが現代ギターの創始者の演奏は素晴らしいです。聴くたびに魂を揺さぶられます。
...とは言えこれはプログレではありませんね。
私の初プログレはやはり自伝がらみでジェネシスでした。「眩惑のブロードウェイ」と「月影の騎士」、私なりのジェネシス再訪です。
棚を探したらDVDがあったので久しぶりに見たところ、1972年のスタジオライブでは普通の真面目なロックバンドの風体だったピーター・ガブリエルが、翌年の1973年のイタリアのコンサートではかぶり物オンパレードで驚きました。
以前のオフ会でも話題だった怪奇でシアトリカルなステージのほうが、だんぜん音楽に引き込まれることに気が付きました。ジーパンにTシャツではこうはいきません。
今さらですが、やはりピーガブのパフォーマンスはとても大切な意味があったんですね~。
で、引き続き「genesis THE VIDEO SHOW」という、ジェネシス通年のミュージックビデオ集のDVDを見てみました。
こちらはフィル・コリンズが中心の世界的大ヒットのオンパレードですが、「トリック・オブ・ザ・テイル」とかの古いビデオも少しだけ入っています。80年代のはビデオの作りが凝っていますが、曲はやはりプログレのほうが良いですね。
それにしてもハケットさんは、いつのビデオでも座ってギターを弾いています。(^_^;)
こんな感じの初プログレでしたが、ジェネシスばかりではありません。
「The Keith Emerson Trio」という、1963年に録音されたエマーソン初のプライベート盤レコードの復刻CDが届きました。
2015年に出ていたみたいですが、私は初めて聴きました。天才キース・エマーソン弱冠19歳のプレイです。当時はビッグバンドで演奏していたのですが、これは友人のベースとドラムの3人で録音したものです。
キース・エマーソンが亡くなる前の年に本人がライナーノートを書いていて、こちらも感涙ものです。
曲は60年代らしいモダンジャズですが、中にはオリジナル曲もあって若き才能の萌芽が聴きとれます。
さて、今年はどんな素晴らしい音楽と出会えるでしょうか? ライブとかも行けると良いですね。(^_^)
それでは今年も楽しくまいりましょう~!
|
|